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写真1は先週宿泊した北ドイツのお城ホテル。 写真2と3は本日宿泊する大阪のみなみに近い安宿。 一泊2870円。 トイレ、シャワーともに共用で廊下の隅と一回上の階に分かれている。 本日は3階の4畳半、裸電球、窓の下は交差点で、一回のバーの騒音が急な階段を伝わって響いてくる。 ドアはふすま一枚。 まどの外からは救急車のサイレンや、お向かいのカラオケ居酒屋のへたくそな歌が聞こえてくる。非常階段は無いのでいざというときにはこの3階から飛び降りるしかない。窓の下に見える日よけテントに落下すれば多少は助かる可能性が高まるかもしれないので、あとで、骨組みを見に行くことにしよう。 人の歩く足音もしっかりと響いてくるし、車やバイクの騒音も絶え間なく聞こえるが、なぜかどこか懐かしく落ち着く空間だ。 椅子もないので、座椅子のようなものに寄りかかり畳に腰を下ろせば、狭い部屋でも天井が高い。 とっても昭和チックな空間で、二等兵物語を見た後の、戦後の南千住の雰囲気と気分を味わってます。
このホテルのオーナーと思しき男性の国籍は聞いてないけど若い外人の男性で、日本語で部屋の説明をしてくれた。 部屋にあるマニュアルによれば、火災の際は、まずパニックになるな、とあるが、非常口のことは書いてない。 無いからね。 自身の際は、まずパニックになるな、とも書いてある。 どうしようもないからね。 どうやら、外人のバックパッカーなどが泊りに来るのではないかと思われる。 その意味では、今晩はどんなひとと一緒になるのか興味もわいてくる。 いわば、ユースホステルのようなものだが、非常階段がないことだけがちょっと気になる。 それにしもて、1番目の写真のホテルとの落差は劇的だ。 おもしろい。
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